挑戦の遺伝子「マツダ」
広島のマツダ本社のブランド戦略のご担当者から、
「ヘリテージビデオを公開しましたので、皆さまでご覧ください」
というお知らせのメールをいただきました。
少し前に訪問させていただいた際には、「社内限り」ということで見せていただいたのですが、 部外者の立場でみても、とても素晴らしい内容だったので、
「是非、会社や周りの人たちに見てもらいたいので、いつか公開してください!!!」
と、熱くお願いしていたのが功を奏したのか?、わざわざご連絡をくださったのでした。
ご親切にありがとうございます。
その動画がこちら。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
広島は大都会ですが、着いた駅は、世界的に有名な会社にしてはあっけないほどのローカルで懐かしい感じの駅でした。
「向洋(むかいなだ)」
駅前だって、タクシーが数台の広さです。
少し歩いたところで、今度はビックリする位広い敷地が広がるのですが、1階のショールームやセキュリティの設備などは別として、建物自体はこれまた懐かしさを覚えるクラシカルな感じ。
決して、派手な感じはありません。
私たちなど、特別に仕事上の取引関係がある訳でもなく、先方から言ったら、全く何のメリットもない相手だと思うのですが、忙しい中、たっぷりとお時間をいただいて、とても親切に誠実に対応いただいたのでした。
何か特別なことをして頂いた訳ではないのです。 むしろ、素っ気ない位に「自然」。 「表裏がない感じ」でした。
長い会社の歴史を振り返ると、幾度も幾度も、良い時期と大変な時期があったと伺いしました。 それでも、今、マツダがあるのは、社員お一人おひとりに刻まれている遺伝子の力は大きいのではないかと思いました。
「車づくりにかける熱いチャレンジ精神」
「会社を愛する心」
「広島という土地へのこだわり」
そんなイメージが、はっきり言葉にしなくても、その場の空気で伝わってくるのです。
うーん。本物に余計な言葉は必要ない…。そんな感じです。
私の実家の車は、小さい頃はずーっとマツダでした。 父は私たちを、ただ車に乗って走るだけの「ドライブ」によく連れて行ってくれたのですが、
「この車はクラクションの余韻が上品だ…」
と言って、他に車がいないトンネルの中で、ちょっと鳴らしては喜んでいました…。
という、恥ずかしいエピソードをご披露したところ、
「マツダが好きな方は、そういう‘自分だけのこだわり’のある方が多いです。」
「でも、それがマツダ車を作る側の喜びでもあるんですよ。」(にっこり)
やはり、皆さんZoom Zoomの遺伝子をお持ちみたいです。