ご報告・みんなde読書大学(4月)を開催しました!
4月6日に「みんなde読書大学」が開講しました。 今日はその様子をご報告します。
初めに、ナビゲーターの原尻淳一さんから、全体の進め方や読書大学の目的などについてお話しがありました。
原尻さんは、音楽業界を中心にアーティストのマーケティングなどを担当しながら、大学の先生でもあり、企業での研修などもされているだけあって、話に厚みがあって、面白いんです。
続いて、ゲスト講師の家子さんからのお話。彼女は動画ディレクターなので、今回の課題本は、やはりコンテンツ、クリエイターがキーワード。 コンテンツ業界ではアマチュアだった、ドワンゴの川上量生さんがジブリの見習いとして、何を見て、何を学んだか?という視点で、家子さんが読み取ったことをお話してくださいました。
原尻さんから、KJ法の説明があって、みんなでポストイットに自分のキーワードを書いていきます。
ちなみに、KJ法ってよく研修などで使われますが、文化人類学者の川喜田二郎先生(東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した手法です。KJは考案者のイニシャルから来てたって、知ってましたか?
そして、グループに分かれて「コンテンツって?クリエイターって?どういうことか」ということについて、本から読み取れることを出し合いました。 それから、「じゃあ、良いコンテンツってなんだろう?良いクリエイターって?」と進んで行く頃に。
ナビ:「はーい、皆さん、そろそろお腹も空きましたね〜。ワインと食事取りながらにしますか〜?」
一同:「わーい」「わーい」
ということで、ワインと食事がスタート。
実は会場には、キッチンが併設されていまして、ワークを始めた頃から、美味しそうな香りが漂っていたと思います。 (皆さん、お腹ペコペコなのに、スミマセン!)
この日のワインはジブリのイメージで、フランスとイタリアの「自然派ワイン」をチョイス。
メニューは、さやかシェフが考えたオリジナルの「ジブリ飯」です。
それぞれのメニューがジブリの作品にちなんでいるのですが、お分かりになりますでしょうか?
「おいおい、合コンと間違えるなよっ」という、ツッコミで一同、爆笑。 ワインとご飯が加わると、ディスカッションの熱も上がります。
最後に「じゃあ、自分たちの仕事に置き換えたら、どうなんだ?」ということで、各グループからの熱のこもった発表がありました。
参加者は、会社員もいれば、分野の違うクリエイターもいれば、学校の先生とか、自分で会社やっている人とか…。
普段の自分の生活範囲だけにいたら、なかなか出会わないかもしれない人たち。
仮に出会ったとしても、こんなに一つのテーマで話す機会はまず無いでしょうね。
だからこそ、1冊の本で、この場に集まることに意味があるのかなと思っています。
受講者の写真家の方からは、ご自身の経験をコンテンツとクリエイターという視点で発表いただき、どこにフォーカスするか?という話がとても面白かったです。
若手の会社員の方。別分野の本から、短い時間の中で、そこまで学んだか〜と驚く位に、それぞれの見方で発表されていました。
発表をきく側にも学びがありました。
デザートも勿論、ジブリ。
一人ひとり、何かを持って帰っていただけたら、とっても嬉しいです。
参加された方には、後日『まとめ』を形にしたものをお送りする予定ですので、お待ちくださいね。
みんなde読書大学は、本と人との出会いの場。上野へのプチ旅。皆さんも、いかがでしょうか?
次回の開催は、5月13日です。
詳細はこちらでご覧ください。
======================
受講にあたっては、必ず事前に課題図書をお読みいただき、当日も本をお持ちください。
■日時・場所:5月13日(金)19:00〜21:30(open 18:45)@いいオフィス
■課題図書:
『今日が、人生最後の日だったら。』(千田琢哉 / 学研マーケティング )
■参加費用|4,500円/ 回(読書会、ワイン、食事代込)
■持ち物|課題図書
■会場|いいオフィス
■定員|各回定員30名 ※先着順です
※どなたでもご参加いただけます。
※キャンセル規定:各回開催1週間前以降のキャンセルは一切受け付けておりません。ご了承ください。
※ワインを飲めない方用の飲み物も用意します
■申込方法| Facebook または メール
・Facebook:
・メール:お名前、人数などを教えてください
E-mail: readingcircle2016@gmail.com
【ゲスト講師紹介】
新井玲央奈 |Reona ARAI
弁護士/プロコーチ/セミナー主催者 1981年生まれ。同志社大学卒。京都府在住。
勉強も部活も成果が出なかった落ちこぼれから一念発起し2006年に司法試験に合格するが、人生の目的を見失う。その後、本とメンターからの教えで、「意識と努力で人生は好転する!というメッセージを多くの人に伝えること」が人生の目的だと発見。 人生の目的に従い、約2年半で70回以上のセミナー・講演を開催、2015年1月に独立、同年2月から開始したコーチ業では15名以上のクライアントを抱え、延べ830人以上と対話を続けてきた。”生涯で100冊”を目標に、出版も目指している。
HP:http://reo7.araioffice.jp.net/personal/
Blog:http://happylifer.hatenablog.com/
【ナビゲーター紹介】
原尻淳一|Junichi HARAJIRI Harajiri Marketing Design 代表取締役 龍谷大学経済学部 客員教授
1972年埼玉県生まれ。大手広告代理店入社後、 エイベックスグループに転職。多くのアーティストのマーケティング、映画の宣伝戦略、アニメ の事業計画立案を行なう。現在はレコード会社、芸能プロダクション、飲料メーカーや広告代理店のコンサルタントを行っている。また、京都市ポータルアプリをプロデュースし、世界の京都ファンづくりにも取り組んでいる。さらに大学教授として実践的なマーケティングの講義とワークを学生たちに展開している。 著書に『IDEA HACKS!』等、東洋経済ハックシリーズ。近著では『企画のつくり方』(日経文庫)がある。 慶應義塾大学メディアデザイン研究所リサーチャー。日経ビジネススクール講師。 厚生労働省パワーハラスメント対策企画委員等も兼任している。
【お問合せ先】
みんなde読書大学 事務局
担当:カイト 、富田、さやか(丹羽)
E-mail: readingcircle2016@gmail.com