カイトチカの日記

Life Solution Energyとして、エナジャイズする記事をお届けします

道を歩き…出した。

f:id:kaitochicap:20160108231402j:plain

Photo by Steve Corey

自分のつくった企画書をプロに見てもらうという初めての機会を得ました。 プロというのは、「お金を出す価値があるかどうかを決める人」という意味です。

これまでも、社内では何度も企画書を作ったし、部下が作ったものをみたり、研修で作り方を指導するようなこともやっていました。

そんな私が、自分のことを全く知らない「外の人」にリアルな企画書を持っていって、プレゼンするなんて、初めての経験です。

正直、その場に行くのは気が重かったのです。 「パッと見そこそこ。実はダメな企画書」であることは、自分が一番わかっていたので。

この程度のものしか出来ないなんて、かっこ悪いな…という思いもあったし、 いろいろ考え始めたら、段々わからなくなった…というのも本当だったし。

行っても無駄かもしれないな…という考えが、頭をよぎったのです。

相手は本物のプロでした。 頂いたのは、たった30分。でも、私の意図を知ろうとしてくれ、的確な質問、的確な指摘をしてくれたのです。 そして、少し時間を延長してくれました。

最後に「実は今日ここに来るのが怖かった」と正直に伝えたところ、

「諦めないで、頑張りなさい。どこへ向かうのか、何を実現するのか、決めるのはあなたなのだから。違ったと思ったら、どんどん上書きして、とにかく止まらずに、前に進めばいいの」と。

すごい言葉をかけてくださいました。

頭がキレるけれど、温かい。冷静だけれど、力強い。素敵な女性でした。 「メンター」という言葉の意味が初めてわかった気がしました。

10年前の私だったら、厳しい言葉の部分に反応して、落ち込んで、しばらく動けなかったかもしれません。

でも、自分自身も確実に強くなっていました。

頂いた言葉をしばらく自分の中で咀嚼してみたら、「前に進む勇気」が残ったのです。

とにかく、逃げなくて、よかった。

今日のところは、自分を褒めてあげたいと思います。

f:id:kaitochicap:20160108231100j:plain

Photo by ohefin

燃えてます。

f:id:kaitochicap:20160105191706j:plain

Photo by emiliokuffer

前回のブログで、「燃える」ことについて書きましたが、今日は私がさっそく燃えてます。

いろいろな意味で…(笑)。

年末に会社を辞めたので、少しゆったりして…なんて思っていたのですが。

早速、自ら、今週中に2つ、企画書提出&プレゼンをするような状況を作ってしまいました。

そう…。

ゆっくりしようと思ったら出来たのですよ。何せ決めるのは私なので…。

今日、お気に入りの自転車に乗りながら気がついたことがあります。

これまではどんなにイイ!と思うアイデアがあっても、上司がイイ!って言ってくれないと、それ以上は進めなかったのです。

「えー!こんなスゴいアイデアなのに〜」とか、心の中で思いながら、諦めるしか無い訳です。当たり前のことですが。

でも、今は、これはイイぞ!って思ったら、やれば良いだけなんですよね。自分で。

ごくごく当たり前と言えば、当たり前なのですが、それが何だかとても新鮮でした。

「リーダーは自分」

じゃあ、やるっきゃ無いよね。ということで、ただ今燃えております。まずは明日提出の資料作成を!! ブログ書いている時間があるなら、早く企画書作りなさいよ!!っていうツッコミも有り難く受け取りながら…。

それでは、また。明日のお昼までなので、引き続き燃えます。

f:id:kaitochicap:20160105192817j:plain

自分の周りを明るく出来る人になるには

f:id:kaitochicap:20160104075410j:plain

Photo by tanya7leigh

人をグループ分けする考え方があります。

例えば、

中国明代の思想家・呂新吾はリーダーの資質を3等級に分けて、

深沈厚重なるは、これ第一等の資質」と論じて、「深くものごとを考え、動じず、確固たる信念を持つ人」を最上級とし、

磊落豪雄(らいらくごうゆう)なるは其れ第二等の資質」と「細かいことに拘らず、器が大きい」を真ん中とし、

聡明才弁なるは、これ第三等の資質」と「頭が良くて才能があり、弁舌が立つ人」を最下級として、

位置づけています。

また、

京セラの稲盛さんは、

自分で燃える自燃性の人

周りから焚きつけられて燃える可燃性の人

周りが燃えても燃えない不燃性の人

がいる、と書かれていました。

なるほど。

この2種類各3つの要素をかけ合わせると人をある程度グループ分け出来るのかもしません。

つまり、

【第1要素】元々持っている資質

1.深沈厚重型(深くものごとを考え、動じず、確固たる信念を持つ人)

2.磊落豪雄型(細かいことに拘らず、器が大きい)

3.深沈厚重型(頭が良くて才能があり、弁舌が立つ人)

【第2要素】持っているエンジン

a.自燃性の人

b.可燃性の人

c.不燃性の人

自分が、第1要素×第2要素のどこに既に分類されているのか、または「ありたい自分」をどこに合わせていくか?ということが見えることは、自分の生き方を考える時に役立つかもしれません。

さて、私はここ数年、シニア層の方たちのキャリアにとても興味があり、リサーチのために諸先輩方にお時間をいただいてインタビューをしています。

お話を伺う中で、引き込まれるようなエネルギーを感じる方がいます。

この分類分けで説明すると、大抵の方は「1×a」または「1×b」タイプの要素をお持ちの方です。 このタイプの方は、世の中でいう「定年」という年齢になっても、自らの目的をもって何らか「動いている」「動こうとされている」方です。

また、お話を聴いていると、自然とホッとするなと感じる人がいます。この方は第1要素は様々でも、「aタイプ」または「bタイプ」の方のように思います。

私の興味や関心にも耳を傾けてくださって、「それは面白そうだね」とか「役に立てることがあれば、協力するよ」と声をかけてくださる方です。

一方で、これまでインタビューをする中では、まだ「cタイプ」の方に出会ったことがありません。

ご自身も忙しいにも関わらず、こんな私のインタビューに「協力しよう」と言ってくださるのは、そもそもタイプが違うということでしょうか。 そして、「cタイプ」の人は私のようなタイプにはめんどくさいから(?)近づかないのかもしれません(笑)。

年齢に関わらず、人には人生の節目、キャリアの節目があります。

節目の時に、自分からエンジンをかけて前へ進める人ばかりとは限りません。考え込んでしまって答えが出せなかったり、プライドや周囲の目が気になって前へ進めない人もいます。

ここまで読まれて、

「自分は信念をしっかり持って、自分から燃えて行ける」と思えたら、それは一番いいことだと思います。

こういう人には、迷いが無いし、とにかく後はやるだけ!です。

でも、これまでの自分を変えるのには、結構な勇気が必要ですし、特に先の第1分類は、資質なので、これはガラッと変えることも難しい面があります。

大切なのは、まずは方法はどうあれ「いざというその時に、燃えることができるか?エンジンをかけることが出来るのか?」ということだと思います。 今がその時ではなくても、定期的に自分のエンジンを温めて、調子をみておくことが必要かもしれませんね。

自分の生き方については、リーダーは自分です。

まだまだリサーチの途中なので、今日はこの位で。

f:id:kaitochicap:20160104111949j:plain

女は未来にワクワクする。

f:id:kaitochicap:20160102174950j:plain

Photo by djandyw.com

私が20代の頃、会社の同期のご両親の話です。

「ウチの両親、旅行に行った先とかが気に入っちゃうと、そこに住んじゃうんだよね…。変でしょ?」

え?そんなことって可能な訳?と、驚く私。

今のようにネットとか、スマホとか無い時代ですよ。

どうやら、会社経営を引退されていて、不動産などもお持ちだったようなので、経済的には困らない方々だったらしいのですが、それにしても、心理的にも、物理的にもとても身軽じゃなければ出来ないことです。

ある年など、普段は函館、寒くなると伊豆、みたいに暮らしていらしたので、函館のごく普通の魚屋さんから送ってもらったお刺身で手巻き寿司パーティー!みたいな場にお招きいただいた記憶があります。

その時は、「そんな生活、普通の会社員には無理な話よね」と思いました。でも、元々、ボヘミアン志向のある私は、「場所に縛られない生活ってイイな〜」と心の中では憧れていました。

そして、今。

会社員にもテレワークなどが推奨される時代が到来しています。

「場所に縛られない生活」が、ごく普通の人にも、案外出来るようになって来てますよね。スゴいことです。

f:id:kaitochicap:20160102180743j:plain

Photo by Zach Dischner

私がまだ航空会社にいた頃。

北京から、お客さまをお乗せしないフェリー便(飛行機の回送の意味です)で帰ることがありました。

飛行機に乗ってから、何故かとても時間があって、同じグループの皆で「こんな機内サービスがあったら面白いね」と、ワイワイ盛り上がったことがあります。

例えば、

・エコノミークラスが、「回転寿し形式」か「テーブルが鉄板形式」から選べるようになっていて、お客さまはにぎりたてのお寿司、焼きたてのステーキやお好み焼きが食べられたらイイね〜

・「寝顔なんて、普通は誰にも見せないのに、飛行機の中ではかなり無防備。口を開けて寝てたりね〜」という話から、寝る時に座席の頭に幌がかかって顔を隠す座席があったらイイね〜

みたいなアイデアが次から次へと出て来ました。

愉快なメンバーが多かったので、その時は皆、単なるウケ狙いで、「お腹よじれる〜」「絶対に無い!無い!」などと笑い転げてましたが…。

程なくして、本部のグループ単位で提案活動をすることになったので、その時の話を「将来の客室サービスについての展望」みたいなレポートにまとめて提出したら、ウチのグループがなんと「客室本部長表彰」をもらったのでした。発想が大胆で面白いと…(笑)。

さすがに、回転寿しはまだ実現に至っていないようですが、ファーストクラスやビジネスクラスでお寿司サービスが始まったり、カプセル型の座席とか、「あの時の単なる冗談」だったことが、案外実現されていて嬉しいです。

今は「そんなの、ありえない〜」ということも、実は夢ではないってことでしょうか。

curazy.com

今、私が欲しいものは、1人乗りキャンピングカー。 お金があれば、大きいキャンピングカーも良いのかもしれませんが、気軽に移動出来る良さも捨て難いと思います。 思い立った時に、好きな場所に泊まって、仕事する…みたいな生活です。

tabit.jp

そして、キャンピングカーをも少し発展させて、東京にいなくても働けるような環境づくりに興味があります。

昔は作家さんとか画家さん以外は無理だとされていましたが、「旅するように暮らす」ことも憧れています。

何年後かに、「あの時、ブログで言ってたことが実現しました〜!!」となるのも、もしかしたら、もしかして、夢じゃないかもしれないですよね。

今の当たり前が、10年後の当たり前とは限らないのですから…。

まずは、想像しておくこと。これが、将来の楽しさを運んで来るコツかもしれません。

(注)「女は…」というタイトル。これは当面は不連続シリーズです!

女はプロにならなくてはいけない。

f:id:kaitochicap:20160101225634j:plain

元旦に、義母とお昼ゴハンを食べました。

そして、「会社は辞めても、働くんでしょ?あなたが働いていない姿って、正直、想像出来ないわ。」と笑われました。

義母は現役のワーキングウーマン。

私の性質を見抜いた発言です。

さすが、鋭い!

f:id:kaitochicap:20151221114010j:plain Photo by Christopher.Michel

年末に、女優の浅丘ルリ子さんのお話を直接伺う機会がありました。

印象的だったのは、

「仕事場で練習してちゃダメよ。それはプロじゃないわ」

という言葉。

仕事場に入る前に、きっちり仕上げて臨むのがプロだと…。

さすが、深い!

私は、会社を離れてフリーになりました。

フリーになるということは、「自分」という看板に責任と誇りを持って仕事をするプロということです。

さあ、お正月気分は元旦で終了!

新しい冒険に備えることにしましょう。

f:id:kaitochicap:20160101233202j:plain

Photo by Zach Dischner

「情熱」いっぱいの新しい年へ。

f:id:kaitochicap:20151231162051p:plain 2015年のワイン納め。

目黒区青葉台のBar a Vin ムッシュヨースケにお邪魔してきました。

f:id:kaitochicap:20151231162411j:plain

こちらは数年前に元同僚の紹介で知りました。

お料理とワインが美味しいのは勿論なのですが、マダムとムッシュのお人柄とその空気感がとても居心地がいい。

Gris(グリ・フランス語で灰色の意味)ちゃんというのは、お二人のトイプードルちゃんです。

家から、少し遠いので、常連という程は通えていないのですが、大好きなお店です。

今年最後の営業日ということもあって、予約で満席とのこと。 20時半位に「お席空きましたよ」というマダムからのメッセージをいただき、運良く訪れることが叶いました。

そして、マダムのお薦めと自分の胃袋と相談しながら、沢山いただきました!

(注:正式なメニュー名ではありません)

f:id:kaitochicap:20151231153414j:plain

まずはシャンパーニュから

f:id:kaitochicap:20151231160117j:plain

下仁田ネギと牡蠣のジュレ> 火入れをした牡蠣ならではの味わい深いエキスがジュレに閉じ込められています。

f:id:kaitochicap:20151231153406j:plain

<鴨のハツ・レンズ豆とアルザスリースリング> ハツの火の入れ加減が絶妙。大好きなアルザスリースリングですが、骨格がしっかりしています。

f:id:kaitochicap:20151231153354j:plain

<2種類のマッシュルームとバルバレスコ> ホワイトとブラウンで調理法が違います。華やかなバルバレスコの香りにシャンピニヨンが加われば、これは無敵です。

f:id:kaitochicap:20151231161908j:plain

<仔羊とタウラージ> 仔羊の脂の甘い香りとタウラージの力強さ。マッシュルームと同様にマリアージュの素晴らしさを実感。

f:id:kaitochicap:20151231153347j:plain

<2種類のチーズとラストーVDN> チーズの塩味とVDNのはちみつのような甘みが合う。VDNって、美味しいな〜。

f:id:kaitochicap:20151231153357j:plain

<しめのカレーとアルザス・ゲヴュルツとラミネール> カレーにゲヴュルツはもう定番中の定番。

どのお皿もシンプルに見えて、繊細に計算されている。ワインのマリアージュも完璧です! まさに、ワイン納め!!!

お二人は16年3ヶ月も続けていらしたお店を、今年一旦閉められて、9月にリニューアルオープンさせています。

それまでも、フレンチとカレーが美味しい、素晴らしいワインが揃っていると、有名な人気店であったにも関わらず…です。

理由は、お二人自身も含めた「本当に楽しめる場とは何か?」を求めた結果だとか。

お店も半分をバーカウンターにして、スタッフの態勢を一新。現在は、基本的に厨房はシェフがお一人で担当されているそうです。

f:id:kaitochicap:20151231162414j:plain(出所:お店のFacebookより)

お客さまがお帰りになるたびにシェフが厨房から出て来られて、マダムと一緒にご挨拶されます。

お客さま:

「年末年始、ゆっくり出来ますね」

シェフ: 

「明日からも基本はお店にいますよ。一日中、厨房にいられることが僕の一番の幸せなので。」

と答えられるシェフ。

私も帰りがけにいろいろとお話を伺いました。

その中で印象に残っているのが、

「いろいろなことをシンプルにしたら、厨房にいる幸せを毎日存分に味わえるようになりました。’仕事’としてではなく、厨房にいることが’生きる喜び’と感じられるようになりました」

という言葉です。

私たちは本当にやりたいことがあっても、今持っているものを手放すのが怖くて、なかなか挑戦する勇気が持てないことがあります。

でも、お二人は勇気を持って手放すことで、もっと豊かなものを手に入れた…。そんな気がしました。

私は大好きなスティーブ・ジョブスのスピーチの一節を思い出しました。

【日本語訳】

あなたの人生の時間は限られています。

だから、本意でない人生を生きて時間を無駄にしないでください。

世間の常識のようなものに囚われてはいけない。それは他人の考えに従って生きることと同じです。

他人の考えに溺れるあまり、あなたの内なる声がかき消されないように。

そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。

あなたの心や直感は、自分が本当は何をしたいのかをとっくに知っているはず。

その他のことは二の次で構わないのです。

【原文】

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

自分にとって、「幸せでたまらない」と思えるものを見つけたら、 自分の内なる声に従って、まずやってみるということなんでしょうね。

一年の締めくくりに、お二人から素晴らしいメッセージをいただきました。 私も自分の仕事に情熱を持って、「幸せだな」と思えるように、新しい年を頑張ろうと思います。

You've got to find what you love!

Stay Hungry!

Stay Foolish!

【お店のFacebook ページ】 https://www.facebook.com/baravinyosuque2015/?fref=nf

お世話になった皆さまへ。

f:id:kaitochicap:20151227105614j:plain

この度、12 月末日を持ちまして、現在の勤務先を退職することになりました。

2005年1月に全くの畑違いのメディア業界にポテンシャルのみで拾って頂き、会社の統合などを経て、あっという間の10年でした。

現在の前身となる会社に入社した当初、とにかく毎日が嬉しかったのを覚えています。 理由は、「自分で選んで、相手にも選んでもらった会社だった」から。 新卒の時に入った会社も勿論好きでしたが、ある程度の社会人経験を積み、分別もついたところでの転職は、決まった時の満足感がとても大きかったです。

通勤の道も、自分のデスクも、PCや電話でさえも…愛おしかった。

一方で、入社翌日に、「アメリカ人のトップとイギリス人のプロデューサーと私」の3人のミーティングをいきなり組まれていたことから始まり、 私が発信したメールに「もの申す!」という勢いで返信してきた人達など、正直驚くことも沢山ありました。 自己主張と個性が強い人が多かったので、絆を深めるはずの経営層ミーティングがまとまらない…どうしよう…とハラハラする場面もありました。

でも、それが段々、「場」に参画する一人ひとりがその存在意義を存分に発揮しているということ、ダイバーシティを活かしてより良いものを作ろうとする意志の表れだということがわかってきたのです。やっぱり、すごいエネルギーの会社だな!と納得したのでした。

その後、別の会社に移った人もいましたが、引き続きコンタクトをとって、今でも気軽に話ができる関係が築けているのは本当に有り難いことです。

2年半後の会社の統合後は、社風や文化の違いに悩むこともありました。

自分で決めた転職と、降って湧いた天変地異のような環境変化とは、その心持ちが全く真逆のものでした。 でも、振り返ってみれば、その環境こそが私を鍛え、成長させてくれたのだと思います。

「ゼロからの立ち上げ」「誰もやらないこと」「頼まれてもいないこと」を仕事にすることが多く、「仕事に飽きる」ということはありませんでした。 1つクリアしたら、また次の課題が湧いてくる感じは、まるでロールプレイングゲームのようで面白かったです。これが成長している会社の証なんだな、と感じることができました。

勿論、順風満帆だった事はありません。 いつも山あり、谷ありでした。

私は要領が良い方ではなく、上手く使い分けも出来ないために、理解されなくて辛かったこと、周囲に迷惑をかけて申し訳ない気持ちで一杯になったり、全てを投げ出してしまいたい!と思ったことなど、沢山、沢山あったと思うのですが…。

不思議ですね、マイナスなことは、今はあまり思い出せません。

私の個性を面白がってくださったメンターの方々、戦友と呼べる同僚、沢山のヒントをくれた後輩達のおかげです。

社外の仕事のパートナーにも本当に恵まれ、大きな支援と志を共にする喜びをいただきました。

チームのメンバーは皆、大変な仕事を面白がってくれました。頼りない私にいつも力を貸してくれました。今もいろいろなところでその力を発揮してくれています。

私がこの10年で得た、一番の宝物はこういう方々との出会いです。

心より感謝申し上げます。

来年からのテーマは、まずは「家族を大切にすること」

そして、自分の中で温めていたことを実現してくための仕事の軸は大きく2つ。

「これまでの経験を生かすこと」

私がお役に立て、必要とされることがあれば、喜んで働きます。

「全く経験したことの無い世界に入ること」

私はいつも挑戦者であり続けようと思っています。

一つ一つ、改めてご報告できるように、進めて行きたいと思います。

これまで本当にお世話になりました。

会社という「枠」は外れますが、どうぞ今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。

そして、皆さまの新しい年が素晴らしいものになりますように、お祈り申し上げます。

今後もどうぞよろしくお願いいたします。

2015年12月吉日 f:id:kaitochicap:20151227105614j:plain