SNSを使う3つめの理由
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「カイトさんのFacebook、部下にもフォローしろっていってるんですよ」
これは、以前、久しぶりに会った別フロアに勤務する(元)同僚に言われた言葉です。
どうして?と尋ねると「自分が気がつかないような情報をシェアしてくれるから」という、うれしい答えが帰って来ました。
SNSについて、最近は「SNS疲れ」や「マナー違反」などのマイナスイメージも多いと思うのですが、私がSNSを使う目的は主に3つです。
1つめ。 友人とのつながり
私は元々あまりマメな方ではないので、学生時代や社外の友人や元同僚などとのつながりを保てるという意味でとても役に立っています。頻繁に顔を合わせる機会がない人とも、久しぶりに会っても話題に困らないのは、SNSのおかげだと思っています。
2つめ。 自分の日記として
こちらもマメでない性格のフォロー的な意味合いが強いのですが、日記みたいにSNSにアップしておくと、去年の今ごろ何を考えて、何をしていたか?が残っているので面白いです。最近「去年の今頃は…」みたいな機能がFacebookについて、過去の投稿が見られるので、「あ、これをやろうと思っていたんだ」みたいに忘れていた初心を思い出させてもらったりしています。
3つめ。貴重な情報源として
情報源はネットだけに頼らないようにしているのですが、結構スルーして存在すら気がつかない世界があることをSNSを通じて知りました。
私の場合は、例えば、ITや金融関連の情報とか。
仕事とも全く関係ない、苦手意識のある分野は検索しないので、引っかかり様がありません。
それを教えてくれるのは、年齢、人種、専門、会社などの枠を越えた信頼できる友人・知人です。
彼らがシェアしてくれる情報がなかったら知らないままになっている世界の多いこと…。全部ちゃんと理解するのは大変なので、Buzz Wordを頭の隅に引っ掛けておくだけっていうことも多いのですが、何か新しいものを構想する時など、意外なところでヒントになることがとても多いです。
だから、「あの記事、誰がシェアしてくれていたかな?」という感じで、SNS上を検索するようになりました。
冒頭の元同僚が言ってくれたのはこの3つ目の理由かと。
また、3つめの情報源としてのSNSは、面識の無いキーパーソンにオフラインで会える機会を作ってくれることも多いです。
一例を挙げれば、昨年、知人経由で知ったイベントでお話を伺う機会があったメタップスの佐藤航陽さん。 お恥ずかしながら、私はそれまで佐藤さんのお名前すら知りませんでした。 でも、お話を伺っていて、その考え方のスケールの大きさに圧倒され、以来SNSでフォローさせて頂いています。 所謂マスメディアとかイベントにあまり出ないとおっしゃっていたので、本当に運がよかったと思いますが、それもこのイベントを進めてくれた信頼できる友人のおかげです。
先日、佐藤さんがこのFinTechについてのMITの伊藤さんの記事をシェアしてくださいました。
お恥ずかしながら、「FinTechって何?」の世界です。だから、一度読んだだけでは、何のことやら全くわかりません。わからないので、出て来るワードをいちいち調べます。そうすると、おぼろげなからに、金融の世界に大きな新しい流れがあることを知ります。
こうやって、知識の世界が広がっていくのは、私にとっては無くてはならないSNSの一面です。
そう言えば、オフライン上の私の仕事上のミッションも「ナレッジ・シェア」でした。 これからも、「お!」と思ったことは、オンラインでも、オフラインでもシェアしていきたいと思います!
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